3月の受診について(脳神経内科編③)

お待たせしました。

本日は3月の受診について(脳神経内科編③)のお話。前回の続きです。

どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

 

「 午前中、眼科で散瞳をしてきました。

『 キラキラ光って見える。』って眼科の先生に伝えたら、検査をしてくださって。

でも、眼科的には、問題なかったそうです。」

 

 

「 そのとき、眼科の先生が

『 キラキラ光って見えるのはもしかしたら、脳内に問題があるかもしれないから主治医の先生に伝えてください。もしかしたら、検査が必要かもしれないから。』

って言われました。」

 

 

先生
「 そうだったんですね。そろそろ、頭のMRIを撮ってみてもいい頃かもしれないですね。再発とかないか、調べてみますね。

来月、MRI検査の予約入れておきますね。で、半年後の9月は骨密度の検査ね。」

 

 

「 はい、わかりました。」

 

 

先生
「 では、次回、頭部MRI検査を入れておきますが、あれ??(予約済みで)空いてないなぁ。

来月の4月17日に皮膚科が入ってるから、その日にMRIの予約したいんだけど、空いてないみたい・・・。

んん〜、どうしようかな。そのあたりで、MRIを撮りに別の日に来ることってできます?? 」

 

 

「 あー、全然大丈夫ですよー。無職なんで。」

 

 

先生

「 無職じゃない。家のことしてるでしょう。主婦。家事労働も立派なお仕事です。」

 

 

「 ・・・ 」

 

 

 

【 ここから、いつもの脱線。】

私のあたまの中でのひとり会話です。

 

 

くぅーーーーー!!!!!

みんな〜、聴いた??(← 急に呼びかけんじゃないよー。)

しびれたーーー!!!

本当にしびれたね、これ。

 

 

こういうとこなのよ〜、主治医の先生の慈悲があふれてるとこ。

泉のようにあふれてるよね〜、やさしさが。

すごくいいよね〜。

本当に。

素晴らしいと思う。

私の主治医の先生はいい先生なんですっ!!

患者さん、みんなにとっても親切なんですよ。

ほかの方の診察はもちろん見たことないですけどね、診察室から出てこられた患者さんの表情が違うんです。

先生から診察を受けたあとの患者さんは何故か、みなさんニコニコしてるのです。

患者さんも付き添いのご家族の方も。

信頼されてるんですよね、みんなに。

 

 

だってね〜、実際、こんな不安症で面倒くさい私にも毎回いつも慈しみにあふれてるんですよ。

それで、今回のこの発言なんですから。

優しい。

優しすぎる〜。

トゥクンだよ、トゥクン♡

もう古い??

うれしさとトキメキの表現が伝わったかな??

 

 

私は今も家にいることに後ろめたさみたいものがずっとありまして。主婦というには、真面目に取り組んでいないし、お料理苦手だし。

やっぱり無職者と思っているのです、自分のことを。

主婦と名乗るほどプロじゃないから。

(主婦にプロとか、ベテランがあるか知らんけどね。)

私は自分のことを主婦と思ってないんです、ちゃんとしてないから、そんなこと言えないと思ってて。

だから、無職の人。

ずっと無職の人。

あぁ、なんかしんどいな。

無職の人だから。

 

 

世の中の人間が、というか、やはり風潮が社会で働いていない人に厳しいのよ。

「 なんで、元気なのに働いてないの?? 」って軽〜く質問されたりして。

ズキズキくる。

そんな気軽に声をかけて、傷つけないでよー。

そんなことは言えないけど。

 

 

そう。私は元気。

元気です。

とても元気なんです。

おかげさまで。

とても元気なんですけどね、元気そうにみえるだけでね、働かない、働けない、その背景にいろんな理由があるのですよ。

 

 

難病発症してから1年から1年半で再発する。

ストレスが多くなると再発リスクが高まる。

再就職したいけど、お仕事覚えるときのストレスで再発したら??と思うとなかなかお仕事を探す気持ちになれなくて。

 

 

はい、弱虫です。

ただの甘えです。

完全に甘えかもしれないんですけどね、怖いんだよ、再発したら治らないから。

今のところ、視野が少し欠けていて、感覚異常があるくらいだからパッと見た感じは健全な人間に見えるでしょう。

でもね、一旦、再発が起こると現在の状態に戻ることはない。

絶対に。これから少しずつ発作が起きて、再発を繰り返していくたびにもとに戻ることがないって説明を受けたんですね。その日からやっぱり再発がいちばん怖くてたまらない。

 

 

急に麻痺が出て歩けない。

自分の意思で動けない。

視力が奪われてしまったら。

自分が自分でなくなりそうで怖い。

壊れていく自分をきっと受け入れられないと思う。

 

 

それに明日が、元気で健康な身体でいられるなんて、当たり前じゃないから。

弱虫でも甘えでも、なんでもいい。

現状維持でずっと安定した毎日を穏やかに過ごせることが本当にありがたい。

感謝しかない。

これがずっと続きますように祈っているだけなんですね。

 

 

子どもたちは現役バリバリの学生で進学希望している。

親として子どもにたくさんの経験や選択肢を増やしてあげたい。

もちろん、貯蓄もしたいし、旅にも出たい。

 

 

できることなら、働きたい。

本当は調剤薬局のお仕事も辞めたくなかった。

2ヶ月前もお薬をもらうために待っているとき、

「 病気になってなかったら、まだここで働いてたのになぁ。」

ってふと考えてたら、思わず、薬局内で泣いてしまったりして。

情緒もおかしくなってるし。

社会的に閉鎖されている枠組みにしっかり浸かっていて孤独感で押し潰されそうな気持ちになるときもある。

浮き沈みもあります。

 

 

でもね、しょんぼりばかりしてないで、やれることやんなきゃ。

私は私にできることをやろうと思って。

旦那さんが働いてくれているから、ありがたいです。だから、自分のためだけじゃなくて、家族が健康に生きるための生活を整えて。

家族と私が健康に生きるための食事を用意する。

私のお仕事は家族が心も身体も健康的な毎日を過ごしてもらいたいから、それに関したことをやる。

それだけ。

これが今、私が唯一やっているお仕事なんです。

もちろん、お惣菜に頼ることもあるし、楽ちんすることの方が多いかもしれない。

それは心の健康を優先しているからね、いいの。

無理はしない。

言い訳もなし。

そんなのどうでもいいし、なんでもいい。

穏やかに過ごしたい。

それだけね。

 

 

日々、家事をしていてもだれも認めてくれないし、褒めてくれない。お恥ずかしい話、図々しくてわがままなんですけどね、家事に取り組んでいるとそれはそれで不満が出てくるのです。

家族は私がしてる(家事)ことを当たり前だと思っているだろう、きっと。

なんでも私だけするお仕事じゃないからね。って反発する気持ちも出てきます。

 

 

そんなとき、無職の私が日々やっていることを主治医の先生がサラッと認めてくださる発言をされたので、涙が思わず出そうになりました。

 

 

( あぁ、ほめてもらえた。)

( 私はずっと誰かにほめて認めてもらいたかったんだなぁ。)

 

 

診察中だというのに、うっかり気を緩めると泣いてしまいそうになってました。

私は単なる無職という名の人。

一応、肩書きが【 主婦 】という名の私。

それを隠れ蓑にしている私に対して、こんなに優しいお声かけしてくれるなんて・・・。

感動したんですね。

わかってくれる人がいたんだ〜と。

毎日同じことを繰り返して家事してることを当たり前じゃなくて立派な仕事だとおっしゃってもらえるなんて。

先生、めちゃくちゃ優しすぎんかい??

その考え方をお持ちであることが非常にありがたい。

尊いよ、本当に。

ありがてぃ、ありがてぃよ。

えっ?? なぜ、急に江戸っ子になったん??

 

 

とにかく、私は感動した!!

先生は素晴らしいと思った!!

ってことを言いたいだけでしたー。

それだけです。

ごめんなさい、ダラダラおしゃべりして。

 

 

↑↑

脱線ばかりですみません。

一旦、受診報告へ戻りまーす。

 

 

 

 

先生

「 それか、皮膚科を24日にずらして、その日にMRIを予約するか・・・。」

 

 

「 無職なんで暇ではありますが、(皮膚科受診とMRI検査が)1日で全部済むなら、ありがたいです。」

 

 

先生

「 それなら、24日にまとめてしましょうかね。」

( 皮膚科にすぐ電話をして、予約を変更してくださっている。)

 

 


「 先生、いろいろとありがとうございます。」

 

 

先生

「 は〜い。」

 

 

「 先生。今月末で(発症から)もうすぐ1年と10ヶ月経ちます。ちゃんと先生にお礼を言わないといけないなぁと思ってて。」

 

 

先生

「 えっ??なに??お礼?? 」

 

 

「 はい。こうして毎日、元気でいられるのも先生のおかげだと思ってます。先生、いつもいろいろとありがとうございます。」

 

 

先生

「 いいえ、こちらこそ〜。」

 

 

「 それでですね、先生。

実は私、来年2月に東京に行きたいんです。東京ドームに、絶対。」

 

 

先生

「 東京ドームに絶対?? ライブか、何かですか?? 」

 

 

「 ライブっていうか、なんていうか・・・。

まだはっきりわからないんですけど〜。

日曜日の朝からオードリーのラジオを聴いてたら、イベントが開催されるって発表があって。だから、私、絶対に若様を観たくて。」

 

 

先生

「 若様・・・。」

 

 

「 【 オードリーのオールナイトニッポン in    東京ドーム 】っていうのが来年2月にあるんです。

どうしても私、絶対、それに行きたいから。それまで元気でいたいんです。」

 

 

先生

「 そうなんですね。」

 

 

「 それにリトルトゥースのみんなに会いたいんです。」

 

 

先生

「 リトル・・・ 」

 

 

「 あっ、リトルトゥースというのはオードリーのオールナイトニッポンを聴いてるリスナーのことです。
私はオードリーのラジオと有吉さんのラジオも聴いてるんですけど、それぞれリスナーさんの呼び方があるんです。

ちなみに有吉さんのラジオではゲスナーと呼ばれていて・・・。」

 

はっ!!

やってしまった。

溢れ出るオタク感。

止められないオタク感。

めちゃくちゃ早口で捲し立てたような気がする。

 

 

恥ずかしい。

とっても恥ずかしい。

自分の好きなことを話していたら、冷静でいられなかったよ。

まぁ、いいか。

もうしゃべっちゃったもん。

 

 

「 リトルトゥースとゲスナーさん。それぞれの、ラジオリスナーさんが被ってる人たちがいるんですね。

だから、東京ドームでその方たちにも会えたらいいなぁと思って。

いや、会えたらいいなぁじゃなくて、会いたいんです。どうしてもっ!! 」

 

興奮がとまらない。

完全に危ない人間。

 

 

先生

「 そうなんですね。(←    若干、先生ひいてる??そんな気がする。)

そのラジオって、いつあってるの?? 」

 

 


「 オードリーのオールナイトニッポンは土曜日の真夜中です。深夜なので、日曜日の朝からいつも聴いてます。」

 

 

先生

「 へぇ〜、radikoとか?? 」

 

 

「 あっ、そうです。radikoですね〜。」

 

 

先生

「 そうなんですね〜。来年2月かぁ〜。」

 

 

「 来年2月です。」

 

 

先生

「 んん〜。このままね、落ち着いていたらね。」

 

やはりふんわりとしたお応え。

そりゃそうだよね。

わかってる。

どうなるかはわからない。

わからないけど、日々できることをやっていくだけだもんね。

 

 

「 そうですよねー。」

 

 

(中略)

 

 

先生
「 では、また来月ですね〜。 」

 

 


「 はい、ありがとうございました。」

 

 

 

16時29分   

神経内科 受診終了

 

 

 

 

これで【 脳神経内科 受診 】についてのご報告は以上となります。

長々とした駄文に関わらず、最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

感謝しております。

また、今後ともよろしくお願いします♪

 

 

 

【 追記 】

できないことに意識を向けないで、今できることから始めようと思って。

急ですみません。そう思ったもので。

ちゃんと今、言っとかないといけないなぁと思ったんです。

上記の受診報告中、私、後ろ向きなことばっかり言ってるのが、ずっとモヤモヤしてて。

お仕事のこともそうだけど、なんかできることを探してやろうと思います。

大丈夫。

なんとかなる。

 

 

 

 

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