ガンマグロブリン点滴が終了したので、明日退院することになりました。
ガンマグロブリン治療を受ける前から絶食していたため、持続点滴をしていたのですが、血管がすぐにダメになってしまい、ルートの取り直しを2本。

血管が細くて探すのも大変そうでしたが、看護師さんは粘り強く最高の技術で5日間点滴に耐え抜く血管を確保してくれました。
本当にありがとうございました。
ずっと持続点滴だったので、どこへ行くにも点滴台と一緒。
MRI検査や眼科受診、皮膚科受診に呼ばれるときも点滴と一緒だったので、その点滴の多さにお医者さんもびっくりされていました。
そして、本日の夕方、すべての点滴が終わり、役目を終えた注射針が抜去。
とても身軽になりました。

肘を曲げられる生活ってすごくいいものですね。顔を洗うのも楽ちんで、ごはんも食べやすい。生活全般、快適であると実感しています。
健康ってやはりいいもんですね。
以前から私は医療関係者を含む病院内で働く方々に心から感謝していました。その想いは今も変わりありません。
親切で優しく技術も高い看護師さんたちに看てもらえて幸せでした。忙しい中でも使命感を持ち、素晴らしい方々ばかりでした。
本当に感謝しかありません。
ありがとうございました。
ただ、私は最後まで我慢することができませんでした。
ずっと邪魔にはなりたくなかったのに。
気を遣っていたはずなのに。
なんでこうなるかな。
私は最後までいい患者になれませんでした。
もう患者という括りから抜け出したい。
難病なんてなりたくなかった。
難病になるんだったら、せめていい患者になりたかった。
でもそれができなくて悲しくて。
これが、こういうことが、今から再発する度に何回も続くのかもしれないと思うともう心が折れそうです。
胸が苦しくなります。
消えてしまいたくなります。
いつになったら、いい患者になれるのかな。
いつかいい患者になれますかね、私。
ぐるぐるぐるぐる余計なことばかり。
もう患者、やめたい。
こんなとき、ヒーローは助けてくれないのかな。
ダメだね、頭おかしくなってる。
とりあえず、もう休もう。