今日の夕方、Netflixをチラチラと見ていたら、オススメに私が好きな俳優さんの映画があった
それは小林聡美さん出演の映画で以前にも観たことがあったもの
2006年公開された【 かもめ食堂 】
約20年前、この映画を観たあと、正直なところ(なんとも言えない不思議な時間を過ごしたなぁ)と思っていた
とても失礼なお話だが、その当時の私には家族やお友達に紹介するほど、【 かもめ食堂 】はグッとくる映画ではなく、特に何か心に残るようなこともなく[ただ映画を観た]と言う事実だけ…
映画を観てみるか、観ないか…
どうしようかなぁと思っていたが、もともと【 やっぱり猫が好き 】の大ファンな私はもう一度、この映画を観てみることにした
この映画を観た結果ね、何かよくわからないけど、観てよかったなぁと思った
以前は全く感じられなかったが、時を経て改めてこの映画を観てみるとゆったりとした時間の流れと穏やかな人間と人間のやりとりがとてもよかった
人それぞれの生き方を丸ごと認めてくれるような感じで…
うまく言えないけど、まるで大きなゆりかごの中で心地よくゆらゆらと揺られているような感覚があった
この映画の良さをうまく表現することができなくてもどかしい
けれど、精神的に不安定で気分に波がある今の私にはとても心地よかった
私にもこんな素敵な場所や人がいるかしら
もう少し心が元気になったら、どこかに出かけてみたいと思った、そんな映画だった