語彙力がなくてうまく言葉にできないのだけれど、とんでもない本を読んでしまった
そのことを誰かにどうしても伝えたくてとりあえず、書き記す
お勉強が少し苦手でなんかちょっとダサい
おまけにやってることがイタくてズル賢い
頑固な一面というか、天邪鬼というか、肝が据わってるというか
尖っていたり、自分自身にストイックだったり…
それでいて常に自分と対話している気難しい人間
きっと私はそんな主人公と仲良くできないかもしれない
いや、もしかしたら、主人公を(厄介な性格でお気の毒だなぁ)と思いつつ、彼の生き方や日常を密かに楽しみながら見守っている友達になっているかもしれない
いろんな意味で魅力的な主人公 アリの青春(赤裸々?!キラキラ?!ど真ん中?!)スポーツ小説
【 著者 若林正恭 / 青天 あおてん 】
いつもなら、私は全く知らないスポーツ界の小説に手を出さない
ましてや好きな作家さんの本ですら、途中で飽きてしまい、結局読破することなく、しれーっと本棚に並べる始末
せっかく買ったんだから読まなくちゃ・・・と再び手に取るのはだいぶ時間が経ったあと
で、また読むことが義務になったような気がしてどんよりする
取り出した本をテーブルに放置すること数日
横目でテーブルの上にある本を確認しながら、見ないふり
気持ちが重くなり、片付けをしたくなって…
そんでもって結局、読破するどころかページをめくることなく、本棚へこそっと置いて見ないふり
そんなこんなを繰り返し、読まない本を増やして殺すだけのループ
以前はねー、本読んでたんだよ、わりと
でもね、新聞は毎日ちゃんと見てるけど、読書することがかなり減った
目の疾患を罹患してからなんか読書することがちょっと苦手になった
目を酷使したくないなぁと思って
けどね、やっぱり読みたいやん
オードリー若林正恭さんが書いた小説だから
大好きな若様のために買うでしょう
好きな若様の書いた小説読んでみたいじゃん
アメフトの記述が多いからちょっと心配だったけど、どんな小説なのか知りたいやん
でね、読んだんですよ
アメフトの知識ゼロの私が
夢中になって手を休めることなく、一気に読み進めてしまったよ
そのぐらい、本当にすごかった
心がキューって苦しくなったり、うぉーーーーーってなったり
うまく言語化できないことがもどかしい
知らないスポーツの世界の話だったけど、遠い昔、学生時代に味わった賢い同級生たちとお勉強ができないバカな学生だった私との間に流れる謎の溝…(謎でも溝でもないか〜、それは当たり前に存在している学力の差。ただ勉強してないだけのお話だな)
同じ時間を過ごしているはずなのに全く異なる時間が流れてるっちゅーか、違いというか、私が感じていたやるせなさや虚無感とかね
そんなこんなが小説を読み進める度にバーーーーーッと頭の中を鮮明に映像化されていくんですよ、不思議なことに!!
それは見事に!!
とにかく、アメフトが大好きな方もそうでない方も、今、現在学生の方や昔、学生だった方たちにとにかく読んでいただきたい
きっとあなたもものすごい勢いで読んでしまうと思われる、そんな1冊
今日の自分と明日の自分がきっと変化してるはず
ほんの少しだけかもしれないけど、変わるきっかけになる、そんなすっごーーーく素敵な小説
映画化されないかなぁ
観てみたいなぁ、青天
本当に本当に心が揺さぶられる素晴らしい小説!!!
若林正恭さん、小説を書いてくれてありがとう
また、心のお守りができました!!!

【著者:若林正恭 青天(あおてん)】