ブログ開設・・・のおはなし。
遅くなりましたが…
なぜ、わたくしがこのブログを開設したのかと申しますと、私自身が視神経脊髄炎を発症したときにどういう病気なのか、全く何も知らなかったからです。
恥ずかしながら、実はわたくし、約四半世紀前に看護学生をしておりました…。一応、国家資格を取得したので、看護師ではあるのですが現在バリバリの無職・・・。俗に言う潜伏看護師です。
むかしむかしのおはなし。
看護学生時代に不安神経症になり、心療内科でカウンセリング治療を受けていた、若かりし頃のわたくし。
看護師の免許を取得後、勤務した先で過呼吸発作をひき起こし、その後抑うつ状態になりました。3ヶ月休業しましたが仕事復帰することができないまま、その病院を離職しました。
自宅でしばらく休養したのち、友人に誘われるまま、看護実務経験がほぼない状態で就職。自宅近くの福祉施設でデイサービス事業の看護職でお世話になりました。その後はいろいろあって、調剤薬局の事務員で勤務しておりました。
そんなわたくしなので、誰のお役にも全く立たない人間と重々承知しているのですが、わずかながらに以前学んだ知識(かなり古くて薄〜くて、ほぼ全体的に忘れかけているけど…)で助かるなぁと思ってもらえたら、こんな自分にも存在意義があるのではと・・・。
病気になって調剤薬局の事務員の仕事を辞めることになったわたくしにとって、少しでも医療界に恩返しができたらと思っております。
もちろん、間違った情報を流すつもりはありません。分かる範囲できちんと調べてブログを書いていこうと思っています。
聞いたこともない、身近な病気でもない、この視神経脊髄炎という病気について少しでもいいので、具体的な情報をひとつでも多く知りたいし、お知らせしたいと思い、微力ながら、ブログ開設に至りました。
ブログを見てくださっている方々には、わたくしの日常を通じて、実際にわたくしの身体や心に起こっていることや現状など、ありのままをお伝えしたい。お伝えすることで私自身が冷静に自身と向き合うチャンスを頂いたのだと思っています。また、ブログを見てくださる方々にその機会を与えてもらい、心からありがたいと感謝しております。
病気の予後について考えたりすると、本当は目を背けたい。でも、病気になったわたくしだからこそ、もしかしたら、この疾患に罹患された方やそのご家族、そして、医療関係者の方々に患者になった者の想いを少しでもご理解いただけるのではと思い、ブログを書いていこうと決めました。
今後、脳に何か問題が生じたり、視力低下、手足に麻痺など起きたりする可能性がないとも限りません。それでも、今のわたくしにできることを一日一日大切に過ごしながら、できるだけ毎日お伝えできるように努めます。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。