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先日、お散歩の途中で撮影した母校の桜。
あまりにも美しかったので、どうぞ。
[ 父とお友達とたけのこのお話 ]
数日前、実家に父のお友達が採れたてのたけのこを持って来てくれたらしい。
このシーズンになると「たけのこ、たけのこ〜」と連発していた父。(父のご友人談)
父の優しいお友達はそんなたけのこ好きな父のことを思って、山で採ってきてくれたようだ。
実家の父がお隠れになって早いもので3年が経つ。
お隠れになってもその父のことを忘れずにいてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいなのだが、父の好物を覚えていてくれたことにも感動で胸が震える。
よかったね〜、父さん。
いいお友達がいて。
( お隠れしてるのに幸せ者だよ、父さんは。)
と思う。
普段はのんべえな父が以前、私に
「友達は宝だ。」
と珍しくまともなことを言ったことがある。
本当にそう思う。
私も数少ないが自身のお友達のことを宝だと本気でそう思っている。
【 おともだちは宝。】
国のスローガンにしていただきたいくらいだ。
こりゃ、いかん。
いつものようにお話が脱線してしまった…
お話を戻しますね。
父のお友達からありがたく頂いたたけのこ。
そのたけのこを使って、実家の姉たちからたけのこごはんや長崎名物のくじらが入っているお煮しめをお福分けしてもらった。
おまけに自分では作れないおからのお煮しめももらった。
今季初のたけのこ。そして、つわとくじら入りのたけのこお煮しめたち。
ふふふ。
自然と笑いが込み上げる。
「初物は笑って食べんばとぞー。」とよく父が言っていた。
そうか。
そうだったよね。
そんなふうに家族みんなで食べなくちゃね。
久しぶりに旦那さんのお母さんと旦那さん、私の3人で囲む夜ごはん。子どもたちがいなくなって少しだけさみしくなってしまった。
しかしながら、父のお友達から頂いたたけのこのおかげでにぎやかな食卓となった。
もちろん、作ってくれた実家の姉たち、自然の恵みに感謝しながら、いつもよりたくさん食べてしまった夜だった。
明日、ちょっと多めに歩こうと思う。
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コントレール。