革いこちゃん。
完成間近で大失敗に気付く。
型紙自体の大きさが異なっていた。
昨夜、丁寧に取り組んで縫い合わせた革いこちゃん。
綺麗に縫い合わせられたので、仕上げていこうと思っていたところ、完成を心待ちにしていた私は文庫本と革いこちゃんをセットしてみることに。
な、な、なんと文庫本と革いこちゃんがフィットしない。文庫本サイズに寸法が合っていない。
言葉を失ったよね。
がびーんどころじゃない。
何日もかけて丁寧に取り組んできたのに。
こんなバカなミスをするなんて。
2枚の型紙を繋ぎ合わせて型紙を作ったのだが、そこから間違えていた・・・。
型紙自体を間違えてしまうなんて、何をやってんだか。
基礎からおかしいことに気付かないと先にどんどん進めてしまうではないか。
なぜ、踏み止まらなかったんだ。
バカバカバカバカバカー!!!!!
あー!!!!!
泣きたい。
もうやりたくない。
もう革なんて見たくない。
今春、中学生になる姪っ子ちゃんにプレゼントしようと思って作っていたのに。
とんでもない、大間違いをしていた。
なんてことを・・・。
頭を抱えてうんうん唸っていると娘が助言してくれた。
!!!
寸法が長いところを折りたたみ、タックとしてデザイン化してみようかな。
そして、金具を打ち込んでみようか。
すると、息子から『 革、長いところを切ればいいやん。』
!!!
はっ!!
そうなのか。そんなことができるのか。
目から鱗。
そうだよねー。
長いなら切ればいいのか。
そこからはもう一度、気持ちを奮い立たせていくしかない。
きゃない!!
きゃない!!
やるっきゃないっ!!
一度、縫い合わせたところを丁寧に糸を外していく。
そして、接着剤を使ったところをどうにかこうにかしてひっぱかす。
なんとか、取れた。
で、もう一度、菱目打ちで穴を開けていく。
一度の大きな失敗から美しい仕上がりにできるかどうか。
リカバリーできるかな。
かなり心配ではあるが、とにかくやるしかない。
こつこつ向き合おう。