7月の受診について(脳神経内科編)③

※    今回は病状からやや脱線するお話が多めです。(先日記載しております【 電話の行方 】のブログを参照して頂けると幸いです。)

 

 

ネガティブな記事になってしまいますので、苦手な方はここでドロンしてくださいね。全然オッケーですよ。

辛抱できる方のみ・耐え忍ぶことに自信がある方のみ、お付き合いくださいませ。 

 

 

 

前回からの続き。

 

 

わたくし
「 そう言えば、先生、私、6月13日に文書依頼にここの病院に来たんです。

 

 

そのとき、まだ目の痛みが続いていたのと、コロナワクチン接種4回目の件で先生にご相談したいと思って受付の方に伝えたんですけど、暫く待ってから呼ばれて。

 

 

受付の方が

「 連絡をしましたが

『 診察や処置がいっぱいなので、急な診察は無理です。症状が続いていたら、改めて連絡してください。』っておっしゃってます。」って言われて。

 

 

だから、泣いて帰りました。

そこの駐車場のところで泣いて帰りました。

家に着くまで、ずっと。

泣きながら、運転して帰りました。」

 

 

先生

「 えっ?? 」

びっくりされている様子。

 

 

わたくし

「 もちろん急に来て『 診てください 』って言っても(診察の)予約もなかったし、先生が忙しいのはわかっているから『 診てもらえるなら、待ち時間が長くても待ちます。 』って言ったんです。

 

 

抗生剤をほしかったし、処方箋を出してもらいたくて。でも、先生の診察日に来てるのに診てもらえなかったから悲しくて悲しくて。」

 

 

先生

カレンダーを見たり、空中を見ながら、何か思い出そうとしている様子。

 

 

 

私は別に主治医の先生に文句を言いたい訳じゃない。

 

 

感謝しても感謝しきれないほど、主治医の先生はいつもよく診てくださっている。

早く私の疾患を判明してくださって、早期に治療を開始してくださった恩人だ。

大きな後遺症もなく、毎日元気に過ごしていられるのは間違いなく、先生のおかげだ。

 

 

 

 

それなのに私、すっごくイヤな人間になってる。

 

 

 

 

私は今回のこの出来事で、今後、自分の身に起こるであろう身体の不調に対して、どんなふうな症状や状況のときに病院へ連絡したらいいのか、本当にわからなくなってしまっただけなのだ。

 

 

なので、ただ単純にその答えを教えてほしかっただけなのに。

だけど、今、ひどくイヤなオンナ。

気持ちの悪いオンナになっている。

 

 

次から次へとあふれてくるイヤな言葉たちを、何故か私のことを助けてもらったはずの大切な主治医の先生に向けて放っていた。

 

 

今日はこんなことを言うために来た訳じゃないのに。

なんだか、とても悲しい。

 

 

 

 

結局、私が訪れた6月13日。

先生はその日、何も連絡をもらっていなかったことが今回の診察中に判明した。

私がそんなことになっていると全く知らなかったらしい。

 

 

この3週間、私はずっと眼痛が続いていたし、それよりも精神的にしんどかった。

信頼していた人に突然裏切られたような気持ちになっていたから。

 

 

正直に言えば、誰に頼ればいいのか、本当にわかなくなった。

来院していても診てもらえないなら、どうすればいいのか。

電話をしたくても取り次いでもらえないのではないか。

信頼していた先生はもうどこにもいないのではないか?

 

 

 

少々、乱暴なことを言えば、症状がもっと悪化しないと、例えば、視力を失ったり、麻痺した状態にならないと診てもらえないのではないかとさえ、思っている。

 

 

先生からの

「 何かあれば、連絡してきてくださいね。 」というありがたいお言葉さえも今となってはもう軽くてしょうがないのだ。

 

 

私の痛みは病院内の誰かにとって、お荷物でしかないのだろう。

そう、私は面倒くさい厄介なヤツ。

 

 

先生から魔法のような言葉

「何かあれば、いつでも連絡してきてくださいね。」

は何人もの患者の心を癒したことだろう。

 

 

しかし、この言葉の重さが、この言葉の深さが全く理解できていない人間が病院内にいたのだ。間違いなく、そこに存在した。

 

 

自分たちの仕事が、面倒なことが増えてしまうのがイヤだったのかな。

白衣の天使もずっと綺麗なままではいられないのかもね。

時には、ワガママを言う患者を突き離す勇気を持って、毅然とした対応をとっただけなのかもね。

 

 

現場にいない、潜伏期間が長過ぎる元・看護師の私からすると理解できない大変さが医療の現場にはあるのでしょう。

 

 

 

 

だけど、もう無理だ。

もう誰も信用できない。

ここに味方はいない。

どこにもいない。

 

 

 

 

あの日の私の声はどこに届いたのかしら。

 

 

誰から誰に連絡が入り、どんな返事をしたのか。

受付の人は誰に私の症状や相談事を伝えたのだろう。

電話を受けた人はどんなふうに返答したのか。

 

 

 

全てが謎だらけ。

今となってはもう遅い。

だけど、答えは明確で

【 先生まで連絡がこなかった。】

それだけ。

 

 

 

普段と違う私。

先生に

「 今日の私、おかしいでしょう。

わかってるんですよ。おかしいってことは。」

と言った。

 

 

先生は

「 う〜ん、ちょっとだけイライラしてるのかなぁと。」

と言った。

 

 

その会話の前後の様子を見ても、何かを必死に思い出そうとしている先生はとてもウソをついているようには思えなかった。

 

 

暫くしてから先生が

「 先月、連絡を待つような患者さんが2名いてね。そのうち○○さん(私)からの連絡がなかったから、大丈夫だと思ってた。」

とおっしゃっておられた。

 

 

更に先生は

「 えっ??なんでだ?? 」

(静かにひとり考えておられる。)
(カレンダーを見たり、記憶を辿ろうと何か考えておられたり。)

 

 

先生

「 やっぱりその日、連絡もらってないね。受付で言ったんだよね?

うん、やっぱり電話かかってきてないもんね。

電話はすぐ出れるようにいつも持ってるし。なんでそうなってんだ?? 」

と困惑されている。

 

 

「 ・・・ 」

 

 

先生

「 病院の問題として申し訳なかったです。」と頭を下げておられる。

 

 

 

そんなことを求めているんじゃない。

悲しくて悲しくてたまらなかったんだ。

 

 


さっきの眼科医もそうだったけど、ステロイドの量を確認していないのか、ずっと間違えているし。間違いは人間だから仕方ない。

でも、しれっとし過ぎでしょ、その態度。いかにもこちら側に非がある感じで接して、己の間違いだったときにはお茶を濁す。いい加減だなぁと思う。

 

 

 

不満がどんどんマグマのようになっているのがわかる。

 

 

いろいろとお世話になっている先生方には感謝しかない。
でも、私の存在は先生方の中には所詮、道端で通り過ぎていく石ころか、何かであって、大切なものじゃない。

 

 

先生方にとって、たくさん抱えている患者の中の1患者でしかないだろうけど、私からすると、たくさんいる先生の中でも信頼している先生は先生しかいないんだ。

 

 

 

流石にその先生に拒絶されたとなると泣くしかない。絶望です。

 

 

そんなワガママなことなのかしら。
きちんと診てもらえる先生を望んでいるだけなのに。

 


「 さっきの眼科医もそうだけと、適当に診てもらっても困る。ただそれだけ。

こんなことをいちいち主治医の先生に言いたくないのに言ってしまってる。そういう自分も心底キライで、本当にイヤになる。」

 

 

 

自分の中のドロついた、イヤな気持ちを我慢できずに全部吐き出してしまった。

 

 

あぁ、やっちまった。

本当に汚いオンナだ。

我ながら、その酷さに眩暈がする。

 

 

先生、イヤな気持ちにさせてしまってごめんなさい。困らせてしまってごめんなさい。

 

 

 

 

昨年から突然、病気になって。それが難病で。

それから私のこめかみには常にピストルが向けられている状況であると日々感じている。

引き金を少しでも引いたら、視力を失ったり、麻痺が起こるかもしれない。いつもそんな状態だ。

 

 

夜、ベッドに入ると

「 今日も無事に終わってよかった。」と思う。

そして、朝を迎えるたびにカーテンから降り注ぐ光を浴びて、その光を自分の目で感じとることができたとき、

「 あぁ、今日も見える。よかった。」

と安堵する。

 

 

そして、ベッドから起き上がるとき、

「 今日も手・足動いた。よかった。

自分ひとりで起き上がることができた。よかった。」

と誰にも言ったことはないが、そんなささやかなことを思いながら、毎日、健康な状態でいられる身体のことをありがたいと感じているのだ。

 

 

 

きっと健康な人間はこんなふうに朝から晩まで自分の身体のことをここまで考えながら、生きていないだろう。忙しいだろうし、健康であることが当たり前だと思っているから。

 

 

別にそれでもいいんですよ。

でもね、必死に生きていることを邪魔しないでもらいたい。

それだけ。

 

 

 

最近は再発のことを考えないようにしているから、尚更、穏やかに普通の日常生活を送っていられることがとてもありがたくてしょうがない。

 

 

自分の健康が危ぶまれたときでないと、自らの日頃の行動や生活を見直すこともないだろう。

 

 

 

あ〜あ。なんでこんなことになってんだろう。

いつも優しい先生を困らせてしまって申し訳ない気持ちになる。

 

 

ごめんね、先生。

本当にごめんなさい。

 

 

 

診察中、先生が私に向けて

「 何かあれば、連絡してきてください。」

と何度も言う。

 

 

だけど、今の私には先生の声がサッと頭の中を通り過ぎてふわっと消えていく。

空中に向けて打ったピストルみたいに何の手応えもない。(←    ピストルを手にしたこともないし、打ったこともないけどね。)

 

 

ピストルの本来の使用目的が異なるからだ。

相手を仕留めるため、倒すためにピストルを構えたものではない。

自然の摂理か、何かの意味がある力で私に生きる意味を気付かせようとしているのだろうか。

でも、それすらも無意味なものでしかない。

 

 

私の様子を見て、先生が

「 ちゃんと連絡してくださいね。」とまた言った。

 

 

石ころの私。

頭も心も、ガチガチ。

 

 

連絡しても診てくれないじゃん。

病院の中にいるのに何処かでだれかが患者のことを拒否してんじゃん。

 

 

ウソっぱちめ。

悪態ばかり。

イヤな私。

 

 

本格的に頭がおかしくなってきた私は先生に

「 どこでもドアがあったら、いいですね。 」

と言った。

 

 

先生はキョトンとされていた。

 

 

そんなこともお構いなしで私は

「 どこでもドアがあったら、受付の人とか言わなくても、直接先生に症状を伝えられるから、あったらいいですよね〜。」と言った。

 

 

先生は困っておられた。

 

 

 

どこでもドアがあったらいいのにね。

ドラえもん、たすけて。

正式に頭おかしいヤツ。

はい、はい。おかしいです、私。

わたくし、自覚しておりますので、大丈夫です。

 

 

先生

「 ・・・ 」

 

 

私は心の中で

   もう怖くて連絡できないよ。

   簡単に連絡なんか、しないかな。

   よっぽどのことでない限り。

   (↑    方言出ちゃった。余程のこと、ね)

と思った。

 

 

 

そんなことはないと思っていても実際のところ、どこかで相手に期待していたんだろうな。期待してしまった分、そうでなかったときの跳ねっ返りがキツいのかもな。

 

 

 

今回の診察中、先生のお顔全然見てなかったな。

気付いたら、ふわっとしたまま、受診終わった。

私も終わった。

 

 

15時07分
【 脳神経内科 受診終了 】

 

 

 

 

これで今月の【 脳神経内科 受診 】についてのご報告は以上となります。

 

 

長々とした駄文に関わらず、読んで頂き、本当にありがとうございました。

また、今後ともよろしくお願いします♪

 

 

 

あ、本日は7月7日。

どんよりした雰囲気や重たい気分のままいるのはイヤなので、シャキッといくように心がけます。

 

 

もう済んだイヤな出来事にいつまでひっぱられたら、時間がもったいないですもんね。

 

 

無理やり頑張り過ぎるのはよくないし、あんまり無理しない方がいいけど、前向きに明るくぼちぼち胸張って進んでいこうと思います。

トゥース!!

(↑ オードリー春日さんのギャグね。)

 

 

 

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