先日の火曜日のこと。
急に息子が「 ブックカバーを作ってほしい。」と言う。
帯状疱疹でお仕事を辞めたから時間はある。
相変わらず、ピリピリとあちこち痛かったり、お薬の影響で眠かったりする。
だけど、久しぶりに誰かに何かを求められるということは素直にうれしい。
よしっ、やるぞっ!!
早速、息子のために革のお仕事を始める。
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まずは型紙作成から。これがないと始まらない。
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型紙を厚紙に貼り、革を裁断。
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革がくるくるなって作業しにくいので、ドーナツの入った瓶を重しとして使用しながら、作業を進める。
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無事に必要なものをカットできた。
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トコノールを塗ってガラス板で磨く。
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トコノールを乾かしているところ。
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縫うための穴を開ける前の状態。
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菱目打ちで穴を開け、クリップで固定して穴がズレないようにしている。
2枚の革を重ねて縫うため。
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縫い始める。夜ね、これ。
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オードリーのオールナイトニッポンで購入した
【 おやすミッフィちゃんパジャマ 】を着用して作業しているところ。
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眠いので、一旦ここでおしまい。
無理をして、雑なお仕事をしてしまってはいけない。素人だし、へたくそ。手先が器用でもないし、技術が身についているわけでもないのだから。
息子に喜んでもらえる美しいブックカバーを作りたい。それだけ。
なので、眠いときには寝る。無理しない。
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なんか、言い訳がましいけど、これ。
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翌日の夜。再び、縫う。
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縫い終わり。糸が切れているので、後程処理します。
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縫い終わり。解放感に浸っているところ。
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やり遂げた感で胸がいっぱい。
別の角度でもう一枚、ご堪能ください。どうぞ。
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糸の処理も済んだので、紙やすりと水、トコノールを使用して革を磨きまくる。
正直なところ、革を磨く作業は想像以上に時間がかかるので、飽きる。
ゆったりとした気持ちでないとやってらんないの。同じ作業をするから。
でも、紙やすりとトコノールを使って、頑張って磨きまくると徐々に美しい革の独特な光沢が出るので、とてもうれしい。
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とりあえず、完成。
本当は何か刻印をしたいのだが、息子に文言を聞いていなかったのと、最後の締めを息子自身にしてもらいたくて、ここで私の革のお仕事はおしまい。
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日曜日の午後。光を浴びてオシャレ風になったブックカバー。
わぁあ、かわいい〜♡
あっ、革いい♡(← ずっと言ってた言い方を忘れてるじゃーん。)
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気分がいいので、調子に乗ってもう一枚。
革いいねー♪♪♪
グラビアアイドルを撮ってる気持ちで撮影してまーす。
上下巻、すっぽり収まるブックカバー。
ちゃんと完成して最高です♡